車を運転するなら、自動車保険への加入は必須と言えます。
しかしいざ加入しようと思っても、数ある保険の中からどれに入るのが一番お得なのかわからないですよね。
そこで今回は自動車保険の選び方のコツをご紹介するとともに、色々な情報を総合した結果、特におすすめできる自動車保険を5つ、ランキング形式で挙げていきます。
個々のこだわりを元に保険を比較する方法も解説していますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
自動車保険の選び方のコツとは
自動車保険なんてどれも一緒でしょ?と思うかもしれませんが、会社によって自動車保険の内容はかなり違います。
どこに注目して選べば良いのでしょうか。
最も大事なのは「事故対応力」
自動車保険で最も重要なのは、いざ事故を起こした時にどのくらいの補償があるのかということです。
保険金の支払いの迅速さはもちろんですが、事故を起こした直後に保険会社と連絡がつくかどうかも大事ですよね。
多くの自動車保険は、事故対応は24時間体制で受け付けています。
しかし稀に、当日の電話受付を20時前後で終了する保険会社もあります。
夜中に事故を起こした時に保険会社と連絡が取れないと、翌朝まで気が気ではありません。
自動車保険は、ぜひ24時間体制のところを選びましょう。
現場への駆けつけサービスもあったほうが安心ですが、ダイレクト型の自動車保険の場合は保険会社の担当ではなく、警備会社に委託されているケースが多いです。
しかし、これは特に問題ないでしょう。
むしろ保険会社の担当が来ても特にやることはありませんので、警備会社の駆けつけがあるなら事故対応力は十分と言えます。
対人・対物賠償は無制限に
自動車事故は、自分だけでなく相手への補償が必要になることもあります。
この時に役立ってくれるのが「対人・対物賠償」です。
対人・対物賠償にも色々な種類があり、補償に上限のあるプランに入れば保険料を安くおさえることができます。
しかし実際の事故の判例では、賠償プランの上限(1億円や3億円)の賠償額を上回る場合が多く、せっかく自動車保険に入っていてもまかないきれない場合が多いとされています。
多少保険料が高くなっても、いざという時の補償金額と比べれば安いものです。
対人・対物賠償は必ず「無制限」のプランに入っておきましょう。
保険料はできるだけ安く
前の話と矛盾すると感じるかもしれませんが、保険料は無駄を省いて、できるだけ安くしたほうが良いです。
保険料を安くするためにおすすめなのが「ダイレクト型(ネット型)」の自動車保険です。
ダイレクト型とは、インターネットで申し込みや保険金の申請などを済ませるタイプの自動車保険です。
場所代や人件費がかからない分、保険料を安くおさえることができます。
担当者と対面で話すことができないため不安に思う方もいるかもしれませんが、ダイレクト型(ネット型)の自動車保険でも、Webページを見れば保険の内容の確認や申請が簡単に行えます。
事故対応についても、警備会社が来てくれるサービスを展開しているところも多いです。
以前は「自動車保険といえば代理店型」と言われていたのですが、最近はダイレクト型もサービス面でそう大きく変わりません。
どうしても担当者と直接話したいということではないなら、ダイレクト型のほうが保険料を節約できるのでおすすめです。
おすすめの自動車保険ランキング5選

ここまでの内容を総合して、独自に作成した自動車保険のランキングをご紹介します。
どの保険もおすすめできますので、あとは個々のこだわりに応じて選んでみてください。
1位 ソニー損害保険
ソニー損保の自動車保険は、保険料の安さと事故対応力に定評がある自動車保険です。
事故対応は24時間365日の受付ですし、セコムが現場に駆けつけてくれるサービスも実施していますから、事故を起こしてしまった時も安心して任せることができるでしょう。
レッカーや応急作業などのロードサービスも充実していますので、突発的なトラブルが起きた時でも心強いです。
無事故割引、ネットからの申し込みでの割引など費用をおさえるためのシステムも整っていますし、あらゆる面で最もおすすめできる自動車保険と言えます。
2位 セゾン自動車火災保険
セゾンの自動車保険は、事故対応において非常に高い評価を得ている自動車保険です。
事故対応力で見るとトップにしても良いくらいではあるのですが、保険料が若干高いためこの順位となりました。
とは言え40歳代、50歳代の保険料が特に安くなる「おとなの自動車保険」プランは魅力的ですし、事故対応は24時間受付、ALSOK隊員の現場駆けつけサービスなど、全ての面が整った自動車保険です。
3位 セコム損保
セコム損保の自動車保険は、警備会社が提供しているというだけあり、事故対応力に定評があります。
現場への駆けつけサービスはもちろんやっていますし、ロードサービスや保険料の安さとしてもかなり評価できます。
知名度の面で若干マイナスになっていますが、「セコム」という会社自体は優良企業ですから、安心して加入することができるでしょう。
4位 イーデザイン損害保険
イーデザイン損保の自動車保険は、セコムの駆けつけサービスや24時間の事故対応など、他と比べて特に遜色ありません。
保険料はソニー損保などに比べると若干高いですが、ダイレクト型の自動車保険なので代理店型に比べればかなり低くおさえることができます。
悪く言えば可もなく不可もなくといったところですが、ここまでの保険と並べて比較できるという点では高く評価できると言えます。
5位 損保ジャパン日本興亜
損保ジャパンの自動車保険は、今回ご紹介する中では唯一の代理店型自動車保険です。
そのため保険料は高くなってしまうのですが、事故対応力が非常に優れている点を評価してランキングに入れました。
事故現場への駆けつけサービスに加え、ドラレコ特約も付加できるため、最近問題になっているあおり運転にも対応できる可能性が高いです。
損保ジャパンの自動車保険は、保険料とは関係なく事故対応に優れた自動車保険を選びたいという方におすすめできる保険と言えるでしょう。
一括比較サイトも利用して自動車保険を選ぼう
今回ご紹介した自動車保険以外にも、優れた自動車保険はたくさんあります。
数ある自動車保険の中から最も自分に合ったものを選ぶためには、自動車保険の「一括比較サイト」を利用すると良いでしょう。
「インズウェブ」「保険スクエアbang!」「イオンのほけん相談」などで比較ツールを提供していますので、是非一度試してみてください。
まとめ
自動車保険は事故の時に役立ってこそ意味がありますから、事故対応力はしっかり確認して選ぶようにしてください。
各社の特長だけでなく、実際の口コミなども参考にしながら、慎重に検討していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。